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会社売却の検討段階

会社売却のタイミングは今じゃない?

会社を売却するのはどのタイミングがいいのか、

もしくは今後の会社の経営方針について迷っている経営者の方は、多いのではないでしょうか?

 

 

世の中、どんなものにも旬があります。

 

 

「今が売れ時」「今が旬」「今は調子がいい」

逆に、「今が不調だ」「今は売り時ではない」などなどこれは会社にとっても言えることです。

 

 

「今が売り時」「今は業績がいい」など、その時々ので買手企業から高く評価されることもあれば、時期を過ぎてしまったために評価が下がってしまったということもあるでしょう。

 

 

例えば、不動産などで言えば、「東京オリンピックの前年がピークだから売り時だ」というお話はよく聞きます。

 

 

不動産で成功されている経営者の方、どなたもこの「売り時のタイミング」を早め早めに決断している傾向があります。

 

 

これは会社の売却にも言えることかもしれません。

 

 

会社売却で最適なタイミングはあるのか?

 

会社売却で最適なタイミングは「今」かもしれません。

 

 

「いやいや、ホントに最適なタイミングがいつなんですか!」と思った方も多いかもしれませんが、正直なところ、最適なタイミングを「いつ頃です!」と答えることは非常に難しいです。

 

 

過去を振り返って「この頃が売却の最適のタイミングでしたね」とお伝えできることはあっても将来的な予測から、「このタイミングが売却のタイミングとして最適です」とお伝えすることは非常に難しいと言えます。

 

 

なぜなら「未来のことは誰にもわからない」からです。

 

 

会社売却に関して言えることは、会社を売却するタイミングや専門家に相談するタイミングが遅かったことによる後悔はあっても、早すぎたことに対する後悔ということを経営者から聞いたことはありません。

 

 

つまり、会社を売却しようかなと思った瞬間が最適なタイミングとも言えるのです。

 

>>会社を売却する方法とは

 

 

いつでも決断できるような準備は必要

 

会社を売却しようと思い立ってもすぐに売却できるというものではありません。

 

 

どんなに早くても3カ月~6カ月の時間はかかります。

 

 

これは一般的に売却がしやすい会社の話であり、業績が少し悪くなってきている会社や、借入が少し多い会社などは半年から1年程度の時間はかかると考えておいた方がいいでしょう。

 

 

より会社の売却を短期間に、そして相手から評価してもらえるようするためには下記の準備をまずは行いましょう。

 

 

キーワードは「管理」です。

 

 

管理体制について

 

管理ができている企業と管理ができていない企業では、売却先から見られるイメージは大きく異なります。

 

 

そもそも管理体制とは、財務的な管理体制と人材の管理体制とに分けることができます。

 

 

財務的な管理体制は会社や事業を売却する前の評価に影響し、人材の管理体制は会社や事業を売却した後の評価に影響します。

 

 

財務的な管理体制

 

財務面での管理体制評価は、決算書や提出される資料の信ぴょう性に影響を与えます。

 

 

きっちりと管理できていれば、売手側から提出される資料の信ぴょう性も高まります。

 

 

今後の事業計画などの数値根拠も達成の可能性を含め前向きにとらえてもらえるでしょう。

 

 

つまり、この企業の提出する資料は管理面がしっかりしているため、信頼できると判断されるのです。

 

 

一方、財務面での管理体制が構築できていない企業は、提出される資料などの信ぴょう性が低いと売却先から思われる可能性があります。

 

 

例えば、直近の試算表を依頼されたが、3カ月前のものを提出できないような状況や、取引先の管理や建設業であれば工事台帳なのがしっかりと管理できていないなど。

 

 

そういった面は売却先からすればマイナスの評価となりますので、売却前から管理体制の構築をしておくことをお勧めします。

 

 

そもそも経営を行う上で、過去の振り返りを行う際に試算表は必要です。

 

 

売却する、しないに関わらず、経営を行う上で、最低翌月15日までには試算表が完成する管理体制の構築されることをお勧めします。

 

 

人材の管理体制

 

人材の管理体制は会社売却後の評価に影響します。

 

 

人材の管理とは、経営者以外で人材の管理(指揮命令)ができる体制かどうかという面を売却先は評価します。

 

 

これは、近年の人材不足の影響もあります。

買手企業はM&Aで事業や会社を買収したとしても、任せる人間が社内にいない(十分ではない場合があります。

 

 

今回は買収したいが、任せる人間がいないため買収を断念するケースや、遠方であったため管理者を派遣することができず(買収した会社に任る人間がいなかった)に買収を断念したケースもあります。

 

 

つまり、売却先も人材不足なので、買収先に管理を任せられる人材がいることは、会社や事業を買収する上で非常に重要な要素となっています。

 

 

この2つ「管理」については、会社を売却する、しないに関係なく、会社の業績アップのために是非、日ごろから意識して取り組んで頂きたい内容です。

 

 

結果として、売却を検討した場合は、必ず買手企業から評価され、より高い金額での譲渡が可能になるはずです。

 

>>会社売却しやすくするための具体的な準備とは?

 

 

売却を決断するための明確な基準を設けておく

 

最適なタイミングを逃さないためのポイントは、ズバリ明確な基準を事前に設けておくことです。

 

   

その基準を設けるために必要なのが、今後5か年程度の事業計画でしょう。

   

 

よく「5年後なんでどうなっているか分からない」と言われる経営者も多いです。

   

 

だからこそ、経営者として、最低5年程度の事業計画、もしくは5年後の会社のイメージは持っておく必要があります。

   

 

その中で、例えば

 

1.この売上数値を下回った場合は、会社の売却も検討する

2.現在の企業価値から80%評価が落ちたら会社の売却を検討する

3.現預金等で一括で借入返済ができなくなったら会社の売却を検討する

4.3年後に親族内で後継者が見つからなかったら第三者への売却を検討する

 

など

 

   

現在の企業価値を導き出した上で、事業計画を作成し、上記のような基準を設けて、売却のタイミングを逃さないというのは非常に重要なことかもしれません。

 

 

まとめ

 

会社売却において売却するタイミングや専門家に相談するタイミングが遅かったことによる後悔はあっても、早すぎたことに対する後悔ということを経営者から聞いたことはありません。

 

 

つまり、会社を売却しようかなと思った瞬間が最適なタイミングとも言えるのです。

 

   

会社で最適なタイミングを逃さないためのポイントは2つです。

 

 

1つ目は、事前の準備

2つ目は、会社を売却する基準を明確に設ける

 

   

1つ目の事前の準備については財務管理、人材管理が重要です。

 

   

2つ目の会社を売却する基準を明確に設けることについては、最低限、直近5か年程度の事業計画を作成し、その中で会社売却を決断するための基準を設けることです。

 

   

これを行っておけば、恐らく会社売却のタイミングを逃して後悔することはなくなるでしょう。


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