用語集
2018/10/21
企業においては、定款変更や合併、株式交換などの重要事項の決議において否決を行なうことのできる権利を指します。
株主が議決権を持っている株式会社においては、全株式の3分の1以上の保有またはその株主の同意で拒否権を行使することができます。
逆に3分の2以上を保有していると拒否権は発動されないため、その企業の経営権を握っていると判断されます。
拒否権は敵対的買収などから企業を守る砦であり、非友好的な株主に保有されないよう注意しなければなりません。
敵対的買収から企業を保護するホワイトナイトはこの拒否権を持つことで企業を保護し、また企業によっては拒否権付株式である「黄金株」を発行することで友好的な株主に拒否権を依頼する場合もあります。
ご相談は無料です。お気軽にお声かけください。
Copyright© 2021 MAIN.co.ltd. All Rights Reserved.