用語集
2018/10/26
ローンなど債務の返済に対する責任範囲が限定されている融資方法のことを指し、非遡及型融資とも呼ばれます。
一般にローンの返済が滞ってしまった場合、不動産を対象としていれば債務者はその不動産を売却した金額を返済に充て、もし不動産の売却金額が負債額に満たなければ(オーバーローン)その他の財産をもって返済する必要があります。
一方でノンリコースローンは、ローン対象となる不動産(責任財産)の産み出すキャッシュフローのみを返済の原資とし、例えばもし不動産の売却金額が負債額に満たない場合でもそれ以上の返済義務がないものです。
これらは収益力のある不動産を対象としたローンに多く利用され、借り手にとっては返済能力の有無にかかわらず不動産や物件そのものの収益力を担保として融資を判断してくれるため、非常に有用な制度です。
一方でもちろんローン対象の不動産などは限られており、融資の際の審査においては物件の収益計画についてしっかり説明できることが求められます。
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