M&A
2018/10/12
最近ネットニュースでよく見る上場企業年収ランキングで上位を占めているのがM&A関連の会社だけど、そんなに儲かってるの?という疑問や、それだけ年収が高いんだからきっと難しい仕事をしているんじゃないかというギモンを持っている方って結構多いのではないでしょうか?
そんな皆さんのギモンにお答えしているのが、このコラム。
このコラムさえ読めば、「そういう事だったのか」と思って頂けると思います。
また、読み終えた時には、きっとM&A業界の事がかなり理解できているはずです。
今回は【業務内容編】ということで、皆さんのギモンに思っていることにお答えしていきたいと思います。
M&A業界は、他の業界からすると実態が見えにくい業種業態と認識されているのではないでしょうか?
事実、情報管理をしっかりする必要がある業界なので、社内でさえM&A事業部がどういった案件で何をしているのかを知らない会社もあります。
近年では、上場会社の年収ランキングで上位を占めているのがM&A仲介会社ということもあり、世間のイメージからすると高額な年収や報酬を得れる企業や仕事なのだろうと思われているようです。
年収が高額だからきっと難しい仕事をしているんだろうな、というイメージを持っているかもしれません。
では、実際はどうなのでしょうか?
M&Aを簡単に言えば、会社や事業を売ったり買ったりすることです。
そのお手伝いをしているのが、M&A仲介会社やアドバイザリー会社です。
決して皆さんが想像しているような高度で難しい業務ではありません。
会社や事業の売買の場合、その対価(取引金額)が高額な為、1件に対するリスクを回避する方法や契約書など、細部まで気を使って対応する必要はもちろんあります。
また、対価が高額であり、かつ、不動産や物品(商材)と違い日々変化のある会社や事業、人材も含めた取引となるため、経験のない人間がいきなりできるというものではないかもしれません。
一方、何か国家資格がないと取扱いが出来ないという訳ではないので、新規参入障壁は非常に低い業界とも言えます。
つまり、誰でも取り扱うことができるが、実際にやるには経験が必要な仕事とイメージして頂ければ良いかと思います。
そんな仕事なのに年収や手数料が高額なのは、皆さんギモンに思いますよね?
そこで今回は高額な報酬をもらっている担当者が行っている、具体的な業務内容についてお伝えします。
「そんな高額な収入を得ている従業員(社員)の業務内容は何?」
というギモンを皆さんお持ちだと思います。
ここでは具体的な業務内容についてお伝えします。
M&A仲介会社やM&Aアドバイザリー会社など各社によって、詳細な仕事内容は分業制で行っていたり、チーム制で行っていたり、1人で全て完結する体制を取っていたりと違いはあります。
各社違いは多少なりともありますが、行っている業務自体は
①売却案件の開拓
②買手企業とのマッチング
③M&A契約の為の実務
大きくこの3つの業務に分けることができます。
3つの業務の中でもっとも重要なのが①の売却案件の開拓です。
売却案件を受託する(依頼を受ける)ことが、M&A仲介会社にとっては、収益を上げる中で最も重要な作業と言っても過言ではありません。
近年は売却案件、特に事業承継など優良企業の売却案件の獲得競争はかなり激化しています。
セミナーの開催やチラシなどの紙媒体の広告、インターネットによる広告など、ありとあらゆる手段を使って優良企業の売却案件獲得を目指して活動しています。
1件優良な企業の売却案件を受託できれば、数千万円の手数料収入が見込めるのですから、必死になるのも分かります。
そういった意味では、③の様に難しい業務もありますが、①や②の様にどちらかと言えば営業色の強い業務内容であり、激しい案件獲得競争を勝ち抜いて受託しなければならない担当者としては、精神的なプレッシャーは相当なものかもしれません。
高額な報酬を得ている裏側では、必死になって優良案件受託のための営業活動を、M&A仲介会社の社員は行っているのです。
更に、M&A仲介会社の社員は優良案件獲得のライバルは社外(競合他社)だけではなく、当然自社の他の社員もライバルとなります。
1年に1件もしくは2件決まれば天国ですが、1件も成約できなければ…
そんな厳しい環境の中で毎日必死に働いているというのが現実です。
更に詳しく実務的な業務を知りたい方はこちらをご覧ください。
M&A仲介会社やアドバイザリー会社の具体的な業務は
①売却案件の開拓
②買手企業とのマッチング
③M&A契約の為の実務
大きくこの3つの業務に分けることができます。
その中でも特に重視される業務が売却案件の受託活動です。
近年はこの獲得競争が激化しており、優良案件を受託することが非常に困難になってきました。
しかしながら、社員はその獲得こそが高額報酬のためには必要なことなので、毎日必死に営業活動に従事しているというのが現状です。
※あくまでも一般的なお話ですので、その点はご了承ください。
ご相談は無料です。お気軽にお声かけください。
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