用語集
2018/10/14
企業が発行する株式を、あらかじめ予約権に設定された時期や価格で将来取得することができる権利を指します。
従来は株式に転換できる転換社債(CB)や新株引受権付社債(ワラント債)につけられていた権利ですが、現在は新株予約権だけでの発行が認められるようになっています。
新株予約権には大きく、ストックオプションとして社員に与えるために発行するものと、資金調達のため社外へ発行するものの2種類があります。
投資家にとって新株予約権は売却益が得られ、また権利行使しなければ株を購入する必要がないというメリットがあります。
また、新株予約権を投資家へ発行した場合は、それが行使されるように企業も株価を上げる発表などを行なうことが少なくありません。
一方で既存株主にとっては新株予約権により総株数が増え、1株あたりの資産価値などが希薄化しますので、あまり歓迎されません。
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